大人のひな人形

ohinasama

女の子のいるお宅では、ひな人形を飾っているでしょうか。

節分を過ぎると、いつ飾ろうかと計画する方が多いのではないでしょうか? 

おひなさまを愛でるのは楽しみですが、大きな段飾りをお持ちのお宅は、飾りつけも片付けもなかなか大変な仕事だと思います。 

私は先週飾りました。

我が家には娘がいますが、私自身が両親から買ってもらった親王飾り(お雛様とお内裏様だけのひな人形)を、娘が生まれてからまた飾るようになりました。 

それも30年以上経つと、ガラスケースや飾りの一部が壊れてしまい、ひなまつりにあまりこだわりを持たない娘だったため、手放すことにしました。 

それからしばらくたって、百貨店や大型商業施設でひな人形売り場を見るたびに、自分用の新しいひな人形が欲しいと思うようになりました。 

売り場の担当の方曰く、「最近は大人になってから自分好みのひな人形を購入する方が増えていますよ」とのこと。 

数年ひな人形売り場をめぐり、4年前ついにひと目見て「これ」と思うひな人形に巡り合え、購入しました。

それはそれはかわいらしく、和みます。 

ひなまつりは古代中国の上巳(じょうし)の節句と日本の平安時代に貴族たちが行ったひいな遊びとが融合して始まったとされているそうです。 

草木や紙、布などで作った人をかたどったものに、自身の穢れをうつし、川に流すことで厄を祓っていた上巳の節句は、現在の流し雛の原型ともいわれているそうです。 

そして昔は幼いうちに亡くなる子供がたくさんいたことから、子どもの健康と成長を願って行っていた流し雛から、徐々に豪華になったひな人形を飾ることで厄を祓うようになり、現在に至っているそうです。 

ひな人形は何歳になっても飾って良いそうですよ。

私も毎年楽しみたいと思います。 

 

Akiko 

アーカイブ

ページ上部へ戻る