おしりの “いぼ” や “できもの” とは?

おしりのいぼやできもの

おしり「いぼ」「できもの」を訴え、肛門科を受診される方がいらっしゃいます。

「いぼ」とひと言で表現しても、実際は様々な「いぼ」があります。

まずは痔核(いぼ痔)*図①です。大きく腫れて肛門の外に飛び出すようになると「いぼ」として感じるようになります。

次に血栓性外痔核*図②です。肛門の縁に血マメ状に腫れた痔核で、中の血液が固まって弾力のあるしこりとして触れます。

それから、みはりイボ*図③や皮垂です。痔核や裂肛(切れ痔)ができたことによる影響で、肛門の縁にふくらみが生じたものです。

「尖圭コンジローマ」*図④も「いぼ」ができる病気です。先日のブログで紹介していますので、是非ご一読ください。

http://sapporo-fc.net/2015/01/08/condyloma-acuminatum/

皮膚あるいは皮下腫瘤、炎症による変化も「できもの」のひとつです。


このように、肛門付近にできるものはたくさんあり、それぞれ治療法も異なります。

しっかり診断して今後の方針を見極めるためにも、おしりの「いぼ」や「できもの」は肛門科に相談してくださいね。

彰子

 

公式ウェブサイトはこちら
http://sapporo-fc.jp/

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