女性のおしりかぶれ

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おしりのかゆみ」で受診される方は、皆さんが考えるよりも多いと思います。もかゆみの症状を伴うことがありますが、原因の多くは、肛門周囲の皮膚炎です。

風邪による下痢や、生理用ナプキンによるかぶれなどがきっかけで起こることが多いです。ときにカンジダ感染を伴うことも。

はじめは皮膚が赤くなり、傷ができてひりひり痛むなどの症状がおこり、これが慢性化すると、皮膚はゴワゴワしたり、ジメジメしたりするようになり、かゆみが強くなります。時には夜間目が覚めるほどのかゆみを起こします。

症状が出てから、すぐに受診していただけると、慢性化を防ぐことができるのですが、すでにゴワゴワになった状態だと、治療には月単位での時間がかかり、かゆみの症状を抑えることができても、なかなか薬を中止できるまでには至りません。

治療は軟膏療法で、かゆみが強い場合はそれを抑える薬を処方します。生活面での注意点についてもお伝えしています。

「おしりがかゆい」と打ち明けるのは抵抗があるかもしれません。

でも、早めの受診が大切です。一人で悩まずに、相談にいらしてください。
[by Akiko]

公式ウェブサイトはこちらです。

http://sapporo-fc.jp/

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