あやし担当
田舎で従兄弟14人中上から4番目として育ったため、子供の頃から小さな子の相手をする機会が多く、そのお蔭か、子どもがいない割にあやすのが上手いと友人達に言われてきました(のせられていただけでしょうか?)。
とはいえ完敗してしまうことも多々あります。
お母さんが検査を受けている間、私がお子さんのお相手をしていることが多いのですが、お子さんからすれば、お母さんが視界から消え、知らないおばさんに抱かれ、訳のわからないことを話しかけられ、泣きたくなるのは当然だと思います。
検査を終えたお母さんから「ご迷惑おかけしました~」と言われることもありますが、迷惑だなんてとんでもない。
こちらこそ、不安で泣いているお子さんのお力になれず、申し訳なく思っています。
検査中、ドアの向こうでギャン泣きしている我が子の声を聞けば、お母さんだって不安になるでしょう。
時には、私の不甲斐なさを見かねた診察待ちの患者さんが、一緒になってあやして下さることもあります。
子どもを一人育てるには村が1つ必要と聞いたことを思い出しました。
以前にも増して、小さなお子さん連れのお母さんの受診が増えているので、もう少し“あやしグッズ”を充実させたいと思っております。
[by Chieko]