副作用にご注意ください

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2015年10月に厚生労働省から長期間酸化マグネシウム製剤を服用している患者さんが「高マグネシウム血症」を発症し、重篤な転帰をたどる症例が報告されました。

このお薬は、便秘症や痔の治療中の患者さんに処方されることが多いです。

腎障害のある患者さんや高齢の患者さんに、高マグネシウム血症が起こりやすいという注意書きが、製薬会社から送付されました。

腎機能が正常な場合や通常用量以下の投与であっても、発症する可能性があります。

 

酸化マグネシウムの副作用で初期症状としては、嘔気、嘔吐、立ちくらみ、めまい、脈が遅くなる、皮膚が赤くなる、力が入りにくい、体がだるい、眠気でぼんやりする等の症状です。

このような症状が現れた場合は内服をやめ、すぐに医療機関へご相談ください。

札幌フィメールクリニックでは長期内服されている患者さんや、高齢の患者さんには適宜血液検査を行うなどの対応をしておりますので、ご安心ください。

 

by Mami

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