妊孕制温存セミナー

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4月9日(土)紀伊国屋書店で行われた、斗南病院主催の「妊孕性温存セミナー」を拝聴してきました。

演者は婦人科医の逸見先生です。

 

まずは女性の生殖について、排卵がどのようにおこるかのメカニズムを詳しく教えていただき、その後、抗がん治療によって生殖機能がどのようにダメージを受けてしまうかについて、そしてがん治療後の生殖医療についてどのような方法があるか、わかりやすく教えていただきました。

生殖医療については、男性患者さんの場合の具体的な方法についても触れていました。

 

日本人女性の乳がん罹患者は、世界と比べると若く、30代後半から増え40代後半にはピークとなります。

乳がんと診断された時点で、未婚の女性、結婚を控えている女性、そして今後子供を産みたいと願っている女性がたくさんいます。

治療が始まり、生殖機能が失われてからでは、生殖医療は成立しません。

 

正確に診断することはもちろん、治療について理解してもらうことと同時に、将来についても考えていただけるよう、今後もさらに専門知識を高めお伝えしていきたいと思います。


by Akiko

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