朝のルーティーン ~診療放射線技師編

phantom+mammo

先日Chiekoさんが朝のルーティンについてお話をしていましたが、実は私にも朝のルーティンがあります。

 

それはマンモグラフィ装置の始業点検です。

品質管理と言った方がわかりやすいでしょうか?

朝出勤すると、私は真っ先にマンモグラフィ装置の電源をつけます。

システムが立ち上がると15分程かけて装置が自動で較正・補正(キャリブレーション)を行ってくれます。

その後、“ファントム”という乳腺の構造に見立てた模型(透明の箱にピンクの物体が収まっている)ようなものを一定の条件で撮影し、マンモグラフィの画像評価を行います。

phantom

目視での評価や、計測を行い、基準をすべて満たしているかの点検を毎朝、始業前に行なっています。

もちろん医師がマンモグラフィ画像を観察するモニタも毎日チェックしています。

EIZO

装置が正しく稼働し、安全に使用できるということを確認してから、皆さんに検査を受けていただいています。

装置の管理は、診療放射線技師にとって撮影と同じくらい大切な業務です。

精度の高い乳がん検診を行なっていくために、今後も質の高いマンモグラフィの維持に日々努めていこうと考えています。


by Aya

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