乳がん検診で頸部を触診
乳がん検診では、当然、乳房に病気がないかしっかり診察しますが、外科の研修医時代から、乳がん検診では頸部の診察も行うのが当たり前です。
乳がんが進行すると、頚部のリンパ節に転移を起こすことがありますので、首と鎖骨まわりを触診します。
それと一緒に、甲状腺に腫れやしこりがないかも確認しています。甲状腺の病気は、圧倒的に女性に多いのです。
クリニックでは、乳がん検診で超音波(エコー)検査を選んでいただくと、視触診で頚部に異常がなくても、エコーでチェックします。
乳房に異常はなかったけれども、甲状腺に病気が見つかる方もいます。
もちろん、頚部に症状のある方の診察も受け付けておりますので、心配な症状があればご相談ください。
by Akiko