統計から見えるもの
当クリニックでは月ごとに、乳腺外科と肛門外科にどれくらいの数の、どの年代の患者さんが来院したかなどの統計を行っています。
来院者数の増減を、メディアで話題になったがん告白の報道や病気の特集番組のタイミングと照らし合わせ評価し、また広告の効果などもみています。
これらの統計は、マネジャーのChiekoが作業しまとめています。
彼女は、なんでもじゃんじゃん統計してくれますので、他の医療機関よりもいろいろな情報が整理されていると思います。
ただ数字を並べるだけでなく、今後の診療に生かしたり、啓蒙活動の方法を検討する際にも活用しています。
「30代のためのはじめての乳がん検診キャンペーン」も、この統計をもとに始めた企画です。
最近の傾向として、10代の患者さんが少し増加しています。
お母様と来院することが多いです。
お年頃の女の子も、おしりのトラブルや便秘の悩みを抱えていることがありますし、乳房の病気にも罹ることがありますが、やはり男性医師には相談しづらいと思います。
そんな方々が受診するきっかけとなるクリニックでありたいな、と思っています。
by Akiko