肛門がん

肛門がんは消化器外科医として長年働いていても、稀な疾患ですが、肛門外科診療に携わっていると、しばしば診断に至ります。
直腸と肛門は連続しているので、同じ種類のがんと考える方がいると思いますが、直腸がん(腺癌)なのか肛門がん(主に扁平上皮癌)なのかで、治療法が異なります。
肛門がんの症状は、出血や痛み、しこりなどで、痔の症状とよく似ています。
実際に痔だと思いこみ、受診が遅れることもあります。
肛門がんは、頻度は低くても、症状だけで否定することはできませんので、自覚症状のある方には、受診をおすすめします。
by Akiko