麻酔について

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当クリニックで肛門の手術を行う際の麻酔方法は、肛門周囲に麻酔薬を注射する「局所麻酔」と、尾てい骨の少し上から薬を注射をする「仙骨硬膜外麻酔」のいずれかで行っています。

局所麻酔は、注入した部位にしか効果が出ませんので、痛みを感じた場合は、随時麻酔薬の注射を追加していきます。

仙骨硬膜外麻酔は、肛門全体に広く効きます。

どちらの麻酔法も痛みは感じませんが、触っている感覚はわかるという不思議な状態になります。

根治手術の場合には、併せて鎮痛鎮静剤を投与しながら行うので、患者さんは傾眠傾向の中手術を受けます。

麻酔が効いてから手術を始めます。

手術そのもののは約20分程度で終わります。

どちらの麻酔法も手術後2~3時間程安静を保ち、状態に問題なければお帰り戴けます。

帰宅後は安静です。

 

当クリニックでの日帰り手術は、月曜日から金曜日まで毎日行っています。

お尻の手術が必要か否か、また日帰り手術が可能な病態かは、診察してから検討致しますので、悩んでおられる方はまずはご相談を。

 

Mami

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