やっと工程①
当クリニックは、乳がん検診を受ける方には腰までしっかりかくれるローブを着用してもらいます。
開院当初に購入したローブは生産中止となり、その後数種類をサンプルとして購入しましたが、なかなか「これだ!」というものに巡り合えません。
開院前から、既製品に理想のスタイルがないならオリジナルで作る?!という話が出ていました。
1年ほど前から、ローブの制作をお願いできる方・会社を探すところから始め、見積や生地サンプルを取り寄せましたが、気に入った生地がなかったり、100着以上でないとダメ、予算オーバーなど、条件が整わず製作段階には至りませんでした。
行き詰った私は、都内でハンドメイド雑貨店を経営する友人に相談し、九州在住の作家Sさんを紹介してもらいました。
普段はオリジナルのベビー服を作っている方なのですが、メールのやり取り数回と、電話でじっくり相談し、少し先が見えてきました。
今後の工程をざっくりとご紹介すると・・・
① 生地サンプルの購入
② Sさんから正式な見積りの提出
(生地は縮みが起こるので、加工前に洗いをかけ、必要な生地の長さを算出します)
③ 内容を確認後、サンプル製作を依頼
④ サンプルを参考に、修正・改善を図る
⑤ 量産(最少ロット30着)
Sさんから「日暮里なら小売店の半額ぐらいで生地買えますよ!」とアドバイスをいただきました。
ご存知の方も多いかと思いますが、東京・日暮里には繊維街があり、生地やボタンなどが、一般の方でも買える問屋さんがたくさんあります。
私は年に一度マイルを使って、友人達と再会するため上京しているので、そのついでに生地をゲットしてきました!
やっと工程①をクリアです!
完成がいつになるのかまだ分かりませんが、検診を受ける方が、少しでも心地よく検診が受けられるローブを完成させたいと思っています。
Chieko