4月から増えます

april2018

紹介状なしで「大病院」=特定機能病院(一般病棟500床以上の地域医療支援病院)を受診すると、特別料金がかかる病院が4月から増えます。

 

重病や重症などのやむを得ない場合を除き、大病院を紹介状なしで受診すると、自己負担分である1~3割の通常の窓口負担に加え、初診時に5000円以上、再診で2500円以上の追加負担の徴収が義務づけられています。

これを「定額負担」と呼ぶのですが、今年の4月から、この定額負担を義務づける病院の条件を、500床以上から400床以上に拡大すると、厚生労働省が決めました。

 

定額負担という制度が導入された背景には、軽症でも、初診から大病院に紹介状なしで訪れる患者さんが多く、大病院への負担が集中する、患者さんが長時間待たされる、などの問題があったそうです。

かかりつけ医を普及させ、病院と診療所の役割を分化することが目的です。

 

「風邪をひいた」「お腹の具合が悪い」などの体調不良の場合はまず、身近な中小規模の病院や診療所を受診しましょう。

高度な検査や特殊な治療が必要な場合は、初診の医師から紹介をしてもらいましょう。

 

Asami

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