北海道弁新入荷!
毎月お世話になっている美容師・Aさん(十勝地方出身・30代女性)と、地元を離れるまで、“標準語だと信じていた言葉が、実は方言だったと知って驚いた話”で盛り上がりました。
私の場合、母が関東から嫁いで来たこと、父方の祖父母や親戚の方言がディープすぎて時々理解できない、という経験もあり、方言か否か、ということは割と幼い頃から意識していたと思います。
それでも、上京当初は単語のイントネーションの違い、例えば「坂」など、先生に突っ込まれました。
Aさんも本州で働いていた経験があり、「コーヒー」のイントネーションなど、大きく違わないけどちょっと違うって、先輩に笑われた、と話していました。
そして、
「そういえば、トオメとチカメって本州の人には通じないみたいですね。前に大泉洋さんがテレビで言ってて初めて知ったんです。」
と言うのです。私は、ふ~んと相槌を打ちつつも、「魚の名前?遠視と近視?それとも、目と目の間が離れている人と近い人?とか???」と考えていたところ、更にAさんが
「運転している時通じなかったら困るから、気をつけないとですよね。でも本州の人は何て言うんですか?」と続けました。
ここまできて、スッキリ理解しました!
「ハイビームとロービム!!」
その後は、私がトオメとチカメを今日初めて聞いたこと、そして、どう勘違いしそうだったかを話して二人で大笑い。
他の方言に比べると、よそ者にも分かりやすいという印象の北海道弁ですが、意外と奥が深く、まだまだ新しい発見がありそうです。
Chieko