ビオフェルミン製薬のセミナー参加

先日ビオフェルミン製薬会社さん主催で、ビオフェルミン製剤についての説明会が行われ参加してきました。
ビオフェルミンは整腸剤で、ドラックストアでも販売されているので、皆さんにも馴染みのある薬かと思います。
ビオフェルミンには、腸内細菌のバランスを整える働きがあります。
腸内細菌には善玉菌(主に乳酸菌など)、悪玉菌(代表的なものに病原性大腸菌、ウェルシュ菌など)、日和見菌(ひよりみきん:その時々で優勢な方につく菌)から成り立っています。
腸内細菌のバランスが崩れると、まず便秘や下痢など便通異常を起こしやすくなります。
その原因としては、加齢、食生活、ストレス、薬(時に抗菌剤)などが挙げられます。
腸内環境が悪くなると、糖尿病、うつ、過敏性症候群、感染症、大腸がんなど病気を引き起こすことにもつながるそうです。
最近の研究で腸の健康が、からだ全体の健康に関係があるとされ腸内細菌の重要性が注目され、病気の治療に直接つながるような菌があるかもしれないと、日々研究されているそうです。
便通管理をしていくうえで、今回のビオフェルミン以外にも、患者さんの症状にあった薬は他にもあります。便秘あるいは下痢になりやすい、いつもお腹の調子が悪いなど便通管理が整わない方は、一度ご相談ください。
もしかすると病気が隠れていたり、症状にあった処方薬で悩みが改善される期待があります。
Mami