漢字が鬼門

brazil

私の知人で、日本在住の日系ブラジル人・O氏がいます。

O氏は母国ブラジルで医師として経験を積んだのち、国際NGOの活動に何度か参加した経験もあります。

数年前、O氏は日本で医師として働きたいと、日本の医師免許取得を目指し、日本語の勉強をしていました。

日本語での会話は問題ありませんが、読み書きとなると話は別です。

「母国で医師免許を持っているし、医学の知識も、医師としての経験もあるのだから、きっと受かるよ!」と励ましたところ、

「分かってないなぁ・・・、咳って本当は何て言うか知ってる~?XXXXって言うんだよ。漢字で書けるの~?」と言われました。

当時初めて耳にする単語で何と言われたのかも理解できず、漢字が思い浮かぶ訳もありません・・・そして気が遠くなりました。

問題も解答も特殊な漢字だらけ!

日本人の私ですら、1点も取れる気がしません。

先日院長のブログでも紹介いたしましたように、せきは「咳嗽(ガイソウ)」で、「咳」では正解ではないのです。

院長のブログを読んで、久々にO氏のことを思い出したので、久しぶりに連絡してみようと思います。

Chieko

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