セミナー参加第一弾

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先日、札幌医科大学で開催された、『オペナースのための看護セミナー』に参加してきました。

今回は札幌医科大学病院の口腔外科医、麻酔科医、手術看護認定看護師による手術前、手術中、手術後の感染予防、急変時対応の講義でした。

 

認定看護師からは手術時の感染予防対策として、医師や看護師は手袋の二重装着する話題。

 

口腔外科医の講義では、手術後の感染症予防のために、手術前に歯周病や虫歯治療、義歯などの調整をして口腔内の衛生管理を徹底しているお話。

 

麻酔科医からは手術中の急変時対応についてで、とくに頻度の高い出血性ショックの対応について講義がありました。

全身状態の悪化につながってしまうような多量の出血の際には輸血をします。

通常は輸血前に、患者さんの血液と輸血用血液が合うか試験を行いますが、患者さんの生命が危機的状況で院内に同型の血液が不足した場合、救命を優先し異型の輸血をする場合があるというお話もありました。

但しどの組み合わせの血液型でもいいというわけではなく、例えばO型はA型とB型の人に輸血できます。

異型輸血は知ってはいましたが、本当に緊急時は行っているのだと再認識しました。

 

大学病院と当クリニックの診療内容とでは規模も含め大きく異なりますが、知識を深め、少しでも日々の診療に役立てたいと思います。

 

Mami

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