乳房痛、これって?
おっぱいが痛い、と感じたことのある女性は多くいると思います。
また一方で、1度も感じたことがないという方も。
乳腺は女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けます。
生理前や排卵前になると、ホルモンの上昇に伴い乳腺の血流が増えるなどの反応がおこり、乳房の張りや痛みにつながります。
まれに下着をつけたくないほどに痛みがでることもありますが、強い症状であっても、生理が終わるころには、自然とおさまります。
これまでに乳房痛を感じていなかった方が、30代、40代になって初めて症状を自覚すると、「病気かもしれない」と慌てて受診されることがあります。
乳がんが痛みを伴うことは珍しいのですが、ないわけではありません。
また、痛みがきっかけで受診した際に、乳がんが見つかるケースもあり、「痛みと乳がんは無関係です」とはっきり断言できないところがあります。
結論としては、乳がんが痛みの症状を出すことはまれですが、検診をしばらく受けていない方は、乳腺外科に相談しましょう、ということですね。
他にも「これって乳がん?」と思うような症状について、「ほっかいどう乳がん検診ドットコム」で解説していますので、興味のある方はぜひチェックしてくださいね。
Akiko