甘く見てはいけない
新しい薬に代わり、副作用も新しくなりました。
「下痢」です。
以前の抗がん剤治療で、自力ではどうしようもない便秘に悩まされたので、「出るならいいじゃない」くらいに思っていました。
が、ボディブローのように、いつの間にか体力を奪っていくのですね、下痢って。
食あたりの下痢に比べれば可愛いもの。
トイレに行くのも1日多くて5~6回だし、主治医の先生が「休薬という手もあるよ」と提案してくれた時は、まだ大丈夫と思っていたので、「言い方がおかしいかもしれませんが、下痢して何がいけないんでしょう?」と聞いたぐらい、甘くみていました。
先生は、苦笑いしながら、下痢がなぜいけないのか説明してくれましたが、その時はピンときていませんでした。
新薬治療開始から3か月が経つと、倦怠感が徐々に強まり、食欲もなくなり、食べられる量も減っていき、どんどん弱っていきました。
こりゃいかん!と、一旦休薬することに。
まだ食欲減退したままですが、下痢は治まってきており、それだけで体力が回復したように感じています。
帰省が目前に迫っています。
1年ぶりの実家で、家族そろって美味しい物をたべて、体力を回復させ、ついでに海で日焼けして戻ってきます!
Chieko