乳がんの家族歴

Yrose

クリニックでは問診の際、「家族歴」をお聞きしています。

家族歴というのは、家族や近親者の病歴のことです。

とくに乳腺外科では、ご家族の中に乳がんに罹ったことがある方がいるかどうかをお聞きしています。 

 

日本人の遺伝性乳がんの割合は、5-10%程度と言われていますが、遺伝性乳がんの素因をもつからといって、必ず発症するわけではありませんが、乳がんのリスクは高まります。

この遺伝性乳がんのうち、半分ほどを占めるのが「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」と呼ばれるタイプです。 

 

40歳未満で乳がんになった近親者がいる方 

・卵巣がんになった近親者がいる方 

・男性で乳がんの近親者がいる 

 

などの条件が当てはまる人に、この可能性があります。 

身近な人ががんになり、「自分ももしかしたら・・・」と不安な日々を過ごしている方も少なくないと思います。

定期的に検診を受けることでしか、その不安を解消することはできません。 

 

今、日本人女性の11人に1人は乳がんにかかると言われています。

20代、30代でかかる方も、多くはありませんが、少なからずいらっしゃいます 

 

当クリニックでは、今後の検診についてのアドバイスもしていますので、一度乳がん検診を受けてみてはいかがですか? 

 

Kaori 

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