女性に多い貧血

女性にとって、「貧血」は比較的身近な話題ですよね。
貧血とは、赤血球の数が足りない場合や、赤血球内のヘモグロビンという鉄を含むたんぱく質が減少している状態です。
女性は20~40代と70歳以上に貧血の方の割合が高くみられ、とくに20~40代の貧血の女性の半数くらいは、鉄欠乏状態であると言われています。
貧血かどうかは血液検査で判断します。
貧血には原因が複数あります。
- 出血(血液が体外へ出てしまう)
女性では、月経での出血が多い場合に起こりやすいです
子宮内膜症や子宮筋腫が原因となっていることもあります
- 赤血球を造る能力が低下する
極端な食事の偏りで、鉄分の摂取量が減った場合にもおこりやすいです
また妊娠中にも、必要な鉄の量が増えるため、貧血になりやすいです
病気が原因のこともあります
- 赤血球の寿命が短くなる
病気が原因で、赤血球の破壊がすすむことがあります
というのが、主なものです。
貧血がすすむと、運動時の動悸、息切れ、めまい、ふらつきなどの症状が出ます。
階段を上るだけでも、息が切れてしまうことも珍しくありません。
顔色も悪くなります。
札幌フィメールクリニックでも、貧血の治療を行います。
鉄剤を内服もしくは注射する方法があります。
内服薬は数か月の服用期間が必要です。
手術前に貧血がわかり、大至急改善したい場合は、注射による治療が効果的ですが、短期間で効果を得るには、週に数回受診してもらう必要があります。
治療がすすみ、貧血が改善してくると、ほおや唇に赤みがさし、健康的な印象に変わっていきます。
治療するほどではないけれど、わずかに正常値に満たない場合や、血中の鉄分の不足が明らかな場合は、食事の工夫もおすすめします。
鉄分を多く含む食材は、大豆、レバーやハツ、牛モモ肉、ひじき、のり、マグロの赤身、ほうれん草、小松菜ななどです。
季節を問わず摂りやすい食材がありますので、気になっている方は、取り入れてみましょう。
Akiko