インフルエンザ対策
風邪、感染性胃腸炎やインフルエンザなどが流行する季節となりました。
冬は寒くて乾燥しますので、ウイルスにとっては絶好の環境です。
札幌ではすでに警報がでています。
昨シーズンはインフルエンザのワクチン接種を受けそびれ、中学生以来かかっていなかったインフルエンザを発症してしまいました。
40℃の発熱でフラフラになりながら授乳したのを覚えています。
幸い主人と当時6カ月の息子は発症しませんでしたが、またこのシーズンがやってきたかとドキドキしています。
インフルエンザウイルスは、飛沫感染、接触感染、空気感染の3つの経路で体内に入ります。
予防には、手洗い、屋内の湿度は50~60%に保つ、部屋の換気、ワクチンの接種、十分な休養や栄養を摂る、人混みを避ける、というのが基本です。
私自身も今年は家族でワクチン接種を済ませました!
寝室には加湿器と湿度温度計を設置し、自ら行えるインフルエンザ対策等は実践しているつもりです……。
当院にはインフルエンザを発症した患者さんが受診することはありませんが、病院勤務の主人と保育園1年目の息子。
どんなに気を付けていても、完全に感染経路を断つことは難しいのが現実です。
同居しているご家族や、職場でインフルエンザに罹った方と接触した際、抗インフルエンザ薬の予防投与という方法があります。
接触後48時間以内にお薬を使うと、インフルエンザ発症を予防することが可能と言われています。
保険適応はありませんので、かかりつけの医師とご相談ください。
感染拡大を防ぐためにも、インフルエンザ流行期に発熱があった場合は、医療機関をすみやかに受診しましょう。
そしてまだ始まったばかりの長い北海道の冬、元気に乗りきりましょう。
Aya