セルフチェックと検診
現在日本では、女性の11人に1人が乳がんになると言われています。
誰がなってもおかしくないのですが、できればなりたくないと皆思っているでしょう。
私もその一人です。
しかし、こうすれば乳がんにならないという方法は、残念ながら今の医学では、 わかっていません。
ですから、乳がんになることは避けられなくても、早くに見つけて、命を落とさないようにするというのが大切なのです。
そのためには、やはりセルフチェックと乳がん検診が不可欠です。
以前も書きましたが、乳がんの60%はセルフチェックによって見つかっているそうです。
よく自分の乳房を触っている人なら、1cmぐらいのしこりを発見することができるでしょう。
これは早い段階のがんで、90%近くの方が助かる見込みがあります。
さらに、定期的にマンモグラフィ検診を受けていれば、しこりに触れるようになる前の初期の乳がんを見つけることができ、95%の方が助かる可能性があります。
毎年同じ施設でマンモグラフィを受けていると、以前の画像と比較でき、ちょっとした変化にも気づくことができるのでさらに安心ですね。
その他、自分で気づくことができる症状としては、血液まじりの乳頭分泌や、乳房の皮膚のただれ、へこみなどがあります。
乳がんは、自分でみつけることができる唯一のがんであると言われています。
セルフチェックを習慣にして、定期的に検診を受けましょう。
Kaori