消毒液の作り方
感染予防の観点で、薬局やスーパーにはアルコール消毒液が品薄となっています。
もちろん医療機関でも、以前のような十分な量を確保する事が難しい現実です。
使用できる物は限られますが、アルコールがない場合の消毒(除菌)に次亜塩素酸ナトリウム水溶液があります。
消毒液は0.05%の濃度にして使用します。
これは厚生労働省が今回推奨している濃度です。
ご家庭でもキッチン廻りの除菌や消毒に使用する塩素系漂白剤(ハイター・ブリーチなど)です。
酸素系漂白剤では効果がありませんので、容器に記載されている内容を確認してください。
「0.05%次亜塩素酸ナトリウム水溶液の作り方・使い方」
1、500mlのペットボトルに水を入れる。
2、ペットボトルのキャップ約1杯弱の塩素系漂白剤(ハイター・ブリーチなど)を入れて混ぜる。
3、布巾に消毒液を浸し、物品を拭いた後水拭きをする。
例えば手によく触れる物で、テーブル、椅子、ドアノブ、壁スイッチ、リモコンなど。
金属部分などは、腐蝕の危険性があるので必ず最後に水拭きをしてください。
手や肌には使えませんので、手袋の着用をお勧めします。
使用した後は必ず石鹸で手を洗いましょう。
なお、購入から長期間(3年以上)経過した漂白剤では、効果が期待できませんので、ご注意ください。
また、ご家族が飲み物と間違えないように、管理には十分気を付けてご使用くださいね。
Mami