腸の病気かも

毎週日曜の朝に、様々な病気を取り上げ放送される、北海道ローカルテレビ番組があります。
先日の6月28日は、潰瘍性大腸炎がテーマでした。
潰瘍性大腸炎とは、原因不明の病気で基本的に直腸から大腸全体に炎症がみられます。
確定診断のためには、大腸内視鏡検査(組織の病理検査を含む)が必要になります。
大腸の粘膜が赤く腫れてただれたり、潰瘍になることもあり、腹痛や下痢、下血の症状が起こります。
治療が長期に及ぶこともあります。
主に若い年齢(20歳代)で発症することが多いですが、最近では中高年で発症する方が増えているようです。
その背景には、ストレスや環境の悪化などが関与しているのではと医師は話していました。
潰瘍性大腸炎発症後30年で、約20%の確率で、大腸癌を発症するリスクが高くなっていることがわかっているようです。
現在は沢山のお薬が出てきたことにより炎症を抑え、症状をコントロールする事ができるようになってきました。
きちんと治療を行っていれば大腸癌のリスクも下がると説明されていました。
クリニックにも、たびたびお尻からの出血、下痢や便秘を繰り返すなどの症状で受診される方が少なくありません。
疑わしい患者さんには、大腸内視鏡検査を勧め、実際に検査を行うと、潰瘍性大腸炎がみつかることも珍しくありません。
診断がつけば、消化器内科の医師の元へご紹介します。
少しでもお心当たりのある方は、肛門科や消化器内科へご相談ください。
Mami