乳がん検診の実際

昨日のAIR-G brilliant days F では乳がん検診のことについてお話しました。
今月はピンクリボン運動月間です。
乳がんについて正しい知識を身につけ、年1回、乳がん検診を受ける計画を立てましょう。
過去に乳がん検診を受けた方はどのような検査を行うかご存じだと思いますが、何をされるかわからない、マンモグラフィ検査って痛いのでしょう?という不安な気持ちから、受診をためらっている方も多いと思いますので、今日は乳がん検診の実際についてのお話です。
まず最初は、問診です。
症状があるかどうかはもちろん、初潮や閉経、普段の生理周期について、婚姻や妊娠・出産など、女性ホルモンに関わる生活歴と、過去の乳腺の病気について、婦人科やその他の病気がないか、またホルモン治療を受けたことがあるか、などについてお伺いします。
質問の項目数や回答方法の多少の違いはあって、おおむね同じ事柄についてきかれると思います。
次に、妊娠中や授乳中でなければ、マンモグラフィ検査を受けていただきます。
乳がん検診で、このマンモグラフィ検査は必須です。
自治体の検診も、マンモグラフィ検査で行われています。
40歳代は2方向撮影といって、乳房を内側と外側から、少し斜めに圧迫して撮影する方法と、上下から圧迫して撮影する方法を、両乳房に行います。
マンモグラフィ検査では、圧迫板で乳房をなるべく平たくのばす必要があります。
しっかり押して伸ばすことで、確実な診断ができるようになり、また放射線被ばく量を減らすことにもつながります。
痛みがまったくないわけではありませんが、乳房の張りが強い時期を避けて受けるとよいです。
診察では、視触診と言って、目で見て実際に触れます。
首のリンパ節やわきのリンパ節の腫れがないか、乳頭からの分泌物がないかも確認します。
札幌フィメールクリニックでは、私が超音波検査を行っています。
札幌市の住民健診では、40代の方は超音波検査も受けられるようになりましたが、施設によって対応はことなりますので、確認してくださいね。
住民健診や企業検診では、結果は文書で通知されることがほとんどですが、札幌フィメールクリニックでは、診察終了後、その場で結果を説明します。
良性の病変が見つかった場合も、詳しく説明し不安を解消できるよう努めています。
また次の検診時期の目安や、セルフチェックのしかたについてもお伝えしています。
検診施設はどこでも構いませんが、とにかく、乳がん検診を受ける機会を作ってほしいと思います。
Akiko