やさしく触れて

気温が下がり、秋の気配ですね。
私にとっては、「秋=ピンクリボン運動」です。
女性の皆さまには、10月のピンクリボン運動月間中に、ぜひ一度セルフチェックをしてもらいたいです。
セルフチェックの方法は、皆さんご存じですか?
セルフチェックに「ちから」は必要ありません。
「押す」という感覚も必要ありません。やさしくなでて確認してください。
「つまむ」こともしませんよ。
「しこりを探すぞ」という意気込みも必要ありません。
定期的に触れる習慣をつけると、「いつも通りの状態」がわかってきますので、今までと違うところがないかを確認するような気持ちで、やってみましょう。
外来診察時に、症状を感じている部位をご自身で触れて教えてくれる患者さんが多いのですが、その様子をみると、力が入りすぎている傾向があります。
他によく遭遇するのが、つまんだり掴んだりして、「ここに何かあります」という症状の訴えです。
乳房は皮膚、皮下脂肪と乳腺で主に構成されていますので、挟むようにすると、厚みや硬さを感じます。
それをしこりだと思って、不安になる方が多いのです。
セルフチェックでは、つまんだり掴んだりせず、指の腹をつかって触れてください。
セルフチェックは月に1回、定期的に行いましょう。
月経周期のある方は、月経終了後が実施するのによい時期です。
閉経後の方は、毎月日にちを決めて行うと良いです。
クリニックには、セルフチェックを行う日をカレンダーにマークできるステッカーを用意しておりますので、ご活用いただければと思います。
Akiko