対策型と任意型

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札幌フィメールクリニックでは、任意型乳がん検診を行っています 

これは全額自己負担で受けていただくタイプの乳がん検診です。 

 

がん検診は、大きく二つに分けられます。 

ひとつは、国が行う国益を目的とした政策の一環として行う事業としての「対策型がん検診」です。 

国は、国民のがんによる死亡率を低下させることを目的として、乳がんについては2年に1回の検診を勧めています。

検診の頻度効果が明らかで、受けることによる不利益が利益を上回らないという大前提があります。

日本では、実施は各自治体に任されており、実施費用の一部国民に負担してもらう方法です。

乳がん検診の自己負担金は自治体によって多少異なりますが、マンモグラフィ検診であれば2000円程度で済みます。 

 

これと対極にあるのが、個人の利益を目的として、個人の意思と責任のもとに受ける「任意型がん検診」です。 

自分にとってどのような検診が良いか、内容と価格を知ったうえで、個々が選んで受ける検診です。 

個人の好みや価値観によって選択されるものですが。有効性が証明されているマンモグラフィ検査を受けることが基本です。 

 

みなさんはどんな乳がん検診を受けたいですか? 

どの検診も、がんを早期に発見して、少しでも治療をシンプルにするためのものです。

それぞれの好みで構いませんので、ぜひ受ける機会を作ってくださいね。 

 

Akiko 

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