あっという間の時間
おととい、3月14日の午後2時から、先週告知させていただいたピンクリボントークに参加しました。
乳がんを経験し、今も治療中の方もいて、診断を受けたときや、治療開始時期の彼女たちの不安や悩み、そして問題提起もありました。
あっという間の時間でした。
がんと診断されたあとに、治療を続けるために仕事の継続が難しくなること。
仕事を続けられても、まわりに気遣いをさせてしまうことを申し訳なく思ってしまうこと。
何気ない勇気づけるための言葉とわかっていても、自分自身が否定的に捉えてしまいがちであること。
もっといろいろな情報を集めて、自分から行動できたら良かったと思うこと。
などなど。
病気がわかったときの状況はひとりひとり違いますが、悩みの根底は似通っているところが多いと思います。
みさなん、そのように悩みを抱えながら乳がんと向き合い、経験者であるからこそできることに取り組んでおり、本当に頼もしい女性たちです。
乳がんに罹るという現実は、どのようなことなのかをお伝えすることで、そこから検診に目を向けてもらうことも大切だなと感じました。
家庭で病気の話をすることは、雰囲気が暗くなって嫌だと感じる人もいると思いますが、日本人の2人に1人はがんに罹る時代ですので、がん患者と関わりのない人の中でも、もっと理解がすすむよう、私たち医療者は尽力しなければいけませんね。
Akiko