健康志向
昨日のAIR-G brilliant days Fでは、健康志向についてお話しました。
今、世の中にはたくさんの機能性表示食品がありますね。血糖を下げる、脂肪を燃やす、などがうたわれた商品がたくさんあります。
そんな中、先日「記憶力を維持する」という商品を見かけました。
βラクトリンという成分を配合した機能性表示食品です。
乳酸飲料やヨーグルトの形で販売されています。
カマンベールチーズに多く含まれている成分だそうです。
なかなか思い出せない言葉や人の名前などがあると、自分の記憶力の低下を目の当たりにし、年齢とともに、そういったことが増えていきますね。私も娘と会話をしていると、ポンポン言葉が出てくる様子に感心し、自分の衰えを実感します。
βラクトリンは、海馬という記憶をつかさどる脳の領域において、神経再生を促すなどの作用で、「思いだす力」をサポートしてくれるそうです。
機能性表示食品を目にするたびに、多くの商品の開発の陰には、やはり需要と供給のバランスがあるわけで、一般消費者の健康志向が高いことを表しているのかなと感じています。
日常から食事や健康を維持するための食品選び、サプリメントを取り入れるなどの工夫をしている方、早朝から散歩をして運動を心がけている方など、皆さん、健康を維持するための努力をいろいろされているようです。
そこで、健康志向の高い皆さんに私からもう一つ提案です。それは健康診断です。
がん検診も健康診断も、仕事に就いている年齢であれば受ける機会がありますが、乳がんの好発年齢である60代は、すでに退職されたという女性も多く、検診を受けたいと思っても、どこで、どうやって?と具体的に受診を検討するに至らない場合があると思います。
ご自身でどんながん検診を受けたいと思うか、どれくらい時間がかかるか、またいくら費用がかかるかなども、決めるときの条件になる方もいるでしょう。
安く受けたいという場合は、自治体が行う住民検診です。
健診センターや保健センターで行っている自治体、医療機関に委託している自治体など、自治体により受ける施設の選び方が異なります。
お住まいの市町村のホームページを参照してみましょう。
また多くの医療機関では、人間ドックとして、複数の検査を日帰りや1泊2日で行うプランを用意しています。
内容とお値段を吟味して、ご自身の希望に合うものを探してみるのも良いですね。
女性が罹りやすいがんは、乳がん、大腸がん、肺がん、胃がんです。
もちろん全身くまなく検査を受けていただくと良いのですが、生活習慣病関連検査と上記のがん検診を受けていただくことが、必須と思います。
札幌フィメールクリニックでは、乳がん検診と内視鏡検査による大腸がん検診を受けられます。
ご相談ください。
Akiko