片づけること

gonobachama

なにげなく家の本棚を見ていたら『あした死んでもいい実践覚悟の生前整理』という本に目が留まりました。 

  

私は断捨離番組が大好きで毎週欠かさず見ています。

断捨離とは、物との関係を見つめ直し身の回りを片づける方法だそうです。 

  

断捨離に興味を持ったのは10年以上前でしょうか、近藤麻理恵さんのベストセラー『人生がときめく片づけの魔法』を読んだからです。 

ときめくものだけを残しておくという言葉に影響されて、その時は衣類と食器をずいぶん処分しました。  

それからは物を増やさないように心掛けていました。

決まったスペースに収まる量のみ置くと心掛けて暮らしていました。 

  

しかし、不要なものに囲まれていたのです。 

孫が生まれて誤飲しないようにとか怪我をしないように、あれこれ片づけたら居間がよりすっきりしました。

そしてそれらがなくても生活には支障ないことがわかったのです。 

  

もう一度断捨離について考えたいと思ったときに出会った本が、『あした死んでもいい実践覚悟の生前整理』です。

2015年に出版された本で、私が購入したのは2017年です。 

  

この本は共感できることばかりで、すぐ実践してもっと暮らしやすい毎日を送りたいと思いました。

でも、できませんでした。

価値観は人それぞれなので仕方ないと諦めて、本棚にしまったままになっていました。 

  

なぜか目に留まったので読み直してみました。

そして、「ごんおばちゃま」のようにはできないけれど、一歩ずつ近づけたらいいんじゃないかなと思ったのです。 

  

いまキッチンをゆるく片づけています。

月一回の燃えないゴミの日に合わせて、使っていないものを少しずつ抜いています。 

流し台はきれいにしておくように心掛けています。 

使ったものは洗ってすぐしまい、夜寝る前には流し台を拭いています。 

すると、きれいになっているところは汚せないのでしょう。

夫も食事以外で自分だけ使った食器は片づけているようです。 

  

「ごんおばちゃま」のように身の回りをすっきりさせて、心豊かに過ごせるようになるのはまだまだ先と思っていましたが、工夫次第では考えが変わってくれるかもしれません。 

  

「片づけたらすぐ死ぬわけじゃないし、その後の人生は何倍も暮らしやすくなりますよ。」は、案外近い将来かもしれません。 

 

Keiko 

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