技師を目指したきっかけ
実は私、高校生の頃に腰を痛めてしまい、整形外科で検査してもらったところ、腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
整形外科の先生が初めてMRI検査を受けた私に対して、とても分かりやすく説明をしてくれましたが、当時高校生の私でもわかるくらい、画像上で椎間板が飛び出ていた時の衝撃はすごかったです!
これはとても痛いでしょ?と言われて、もう少し早く受診すべきだったと後悔もしました。
症状はもう7年ほど続いており、何とか痛みと向き合ってきましたが、もう限界が来てしまったため、今年の3月にヘルニコアという注射の治療を入院して受けました。
1泊のみの入院で済みますし、治療は保険適用されます。
そのおかげで、症状はだいぶ良くなりましたが、完治はしていないので、今でも投薬のため通院しています。
元々医療系の仕事に興味はあり、職業体験で病院に行く機会もあったのですが、高校生の頃に腰の一般撮影、MRI検査をうけた際、こういう機械を扱える人ってかっこいいなと思ったことが、診療放射線技師に興味を持ったきっかけです。このように最初はとても単純な理由でした。
そして放射線技師になり、実際に検査対応をしていく中で、女性の患者さんから
「今まで男性の方に検査をしてもらうことが多く、体に触れられることに抵抗があったけれど、女性同士だから安心できた」と言っていただくことが増え、女性技師の需要が高いことも実感しました。
それからたくさんの女性技師が活躍しているマンモグラフィ撮影に興味を持ち、多くの女性の方が安心して検査を受けて欲しいという思いもより一層強くなりました。
検査を受ける前はとても緊張しますし、不安だと思います。
当クリニックは女性専門ですので、2名の女性診療放射線技師がマンモグラフィ撮影を行っています。
撮影時に不安なこと、乳房の事でなかなか話せない悩みなどがあれば、気軽に話してくださいね。皆様には、少しでも安心して検査を受けていただきたいです。
Wakana