技師会主催の勉強会
先月になりますが、所属している北海道放射線技師会主催の勉強会に参加してきました。
技師会の中に「ふらっと会」という女性技師によって構成される会があり、今回参加した勉強会は、その会の理事の方々が主催してくれました。
テーマは「明日から使える!みんなで学ぼうマンモグラフィ」
ということで、マンモグラフィ撮影の際のポジショニングや接遇について、改めて勉強することが出来ました。
ちなみにポジショニングとは、乳房全体をしっかりと撮影範囲に含めるための位置決めのことです。
ポジショニングの動画を見せていただき、日ごろの自分のやり方についても見直すいい機会だったと思います。
勉強会ではいろいろなお話がありましたが、接遇に関してのお話がとても印象に残りました。
マンモグラフィ撮影は、乳房に直接触れますし、圧迫をするので人によっては痛みを伴うことのある検査です。
診療放射線技師としてはもちろん、撮影の技術向上は大切なことですが、患者さんに安心して検査を受けていただく接遇をするのも、とても大事な要素となっています。
特に大事なのは、検査中の声掛けと今回の勉強会でも教えていただきました。
誰でも初めて受ける検査は緊張しますよね。
私も前勤務していた総合病院を含め、4年間診療放射線技師として働いていますが、特にマンモグラフィ撮影を受けに来た方は「緊張するー」とおっしゃる方が多いです。
他の施設でも同じように緊張して検査を受ける患者さんは多いそうです。
私は以前、腰や血液の疾患の治療を受けてきた経験があるので、今まで色々な検査を患者として受けてきましたが、やはり初めは不安と緊張がありました。
私は普段の撮影の中で、乳房を圧迫をする際に痛みの程度を聞いています。
もし痛いとおっしゃった場合は、そこで圧迫を終了しそのまま撮影をさせていただいています。
検査前にも不安なこと、わからないことがないか聞いていますので、もし少しでも聞きたいことがあれば遠慮なく相談してくれたら嬉しいです。
今回の勉強会に参加して、改めてマンモグラフィ撮影について見つめなおすことが出来ました。
このような勉強の機会を与えてくれた技師会の皆さんに感謝ですm(_ _)m
今後も札幌フィメールクリニックの診療放射線技師として、皆さんが安心して検査を受けていただけるよう、務めさせていただきますのでよろしくお願いいたします!
Wakana