予防接種の注射

vaccine

日本で主に行われる予防接種の注射部位は、筋肉注射及び皮下注射です。 

最近皆さんに良く知られている新型コロナワクチンは、筋肉注射です。 

札幌フィメールクリニックでも行われている、子宮頸がんワクチンのシルガード9も筋肉注射です。 

 

筋肉注射は、通常肩の筋肉内(三角筋)に注射を行います。 

筋肉には沢山の血管が通っているため、接種されたワクチンの吸収が速いという特徴があります。 

 

もう一つは、皮下注射です。 

代表的なものとして、インフルエンザワクチンはご存知のことでしょう。 

皮下注射は、肩から肘の長さを3等分にした下1/3位の部位に穿刺します。 

皮膚の下にある脂肪の層に注射するため、打った箇所にワクチンが留まり、ゆっくりと吸収されるため、筋肉注射に比べると、体内で穏やかに働きます。 

 

接種した部位が腫れたり、痛みが出たりすることがあります。 

通常2~3日中に消失されることが多いとされています。 

患部が熱を持っている場合は、冷やしたタオルや保冷剤などタオルで巻いて患部を冷やしてください。 

痒みがある場合も、できるだけ掻かないでください。 

症状が強い場合は、医療機関へご相談ください。 

 

Mami 

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