変わっていくもの

cooker

25年愛用していた圧力鍋が壊れてしまいました。 

何度か調子悪いなぁ・・と思う時期があったものの、メンテナンスしながら料理のサポーターとして一緒に過ごしてきた心強い相棒。 

寂しいけれど本当に良く働いてくれたので、世代交代として新しい相棒を探すことにしました。 

 

若い時は、見た目重視、知名度重視だったりしてキッチン用品も憧れのブランドのお鍋を買ったりお祝いにいただいたりしたものです。

25年使った圧力鍋も、当時いろいろ吟味して、初めて使うならコレ!と選んだものでした。 

時短料理には欠かせないので使用頻度も高かったのですが、難点がひとつ。 

とにかく、めちゃくちゃ重い! 

お鍋も蓋も重いので使用後に洗うのが、とても気の重い作業でした。 

若い時はそれほど苦にもせず洗っていましたが、年と共に重たいものを持つ、持ちながら洗い流す、そしてその重いお鍋を片付けてしまう…という至って普通の作業なのですが、それを苦に感じるようになっていました。 

 

そこで、今回新しい圧力鍋を選ぶ基準は見た目、知名度ではなく機能性、軽さを重視。

そして選び抜かれたのは、家庭用品では定評のあるアイリスオーヤマ。 

お値段も良心的な上に、本当に驚くほど軽く、蓋の開け閉めもプッシュボタンでポン!

圧力鍋界は25年でこんなにも進歩していたのですね(笑)。

いやぁー、素晴らしい。

また素敵な料理の相棒が出来ました。 

 

重視するところが、見た目、知名度より機能性だったり着心地だったり、自分に馴染むもの、生活に馴染むものへ。 

子供の頃は、スナック菓子が好きだったのに今はポテトチップやじゃがりこよりも、おはぎや豆大福とお茶にホッとしたり、揚げ物やコッテリ料理よりお野菜を炊いたお煮しめを好んだり。 

子供の頃、こんなに美味しいのにどうしてお母さんはお菓子食べないの?って思っていたのに、ちゃんと自分が当時の母の年齢になると、市販のお菓子を好んで食べる事も減りました。

変わろうとしなくても、自然と変わっていくんですね。 

 

そういう変化が、自分の居心地の良さにつながっていたり。 

年を重ねるということは、そういう事なのかなと思う今日この頃。 

みなさんも、そんな風に思う事ありませんか? 

 

Miya 

 

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