札幌時計台

tokeidai

今月のはじめに、友人とお寿司を食べにいきました。

そのお店は札幌時計台の近くにあり、久々に札幌時計台の前を通りました。 

 

札幌時計台前には、観光に来られたと思われる方が写真を撮っていました。 

私は15年以上前に、一度館内に入ったことがあります。

好きなミュージシャンが時計台でラジオの公開放送をするというので、それを見に行きました。

館内がどのような様子だったか、まったく覚えていませんが・・・。 

 

札幌時計台は「日本三大がっかり名所」のひとつと言われています。

「自然あふれる大地の中にある」と想像して訪れる観光客が多く、現実はビルに囲まれ、車が行き交う街の中。

このギャップに「残念」と思われる方が多いようです。 

 

そんな残念な札幌時計台ですが、正式名称は「旧札幌農学校演武場」というそうです。 

札幌時計台のホームページによると、札幌農学校は、北海道大学の前身で北海道開拓の指導者を育成する目的で明治9年に開校したそうです。

演武場(時計台)はクラーク博士の提言により、農学校生徒の兵式訓練や入学式・卒業式などを行う中央講堂として明治11年に建設されたとのこと。 

時計台の歴史を知ることで、北海道の開拓のことや札幌の街づくりの歴史を知ることができます。 

 

私は小樽出身ですが、大きな声では言えませんが、小樽の歴史についてよく知りません。

そして現在は札幌に住んでいますが、やはりよく知らないまま生活しているなと思います。

知らなくても生活できますが、今の生活があるのは、むかしの人々のおかげであることは認識しておきたいなと思います。 

 

それにしても、時計台の歴史を知るれば知るほど「がっかり名所」と言われるのは心外ですね(笑)。 

国の重要文化財にも指定されている時計台。

北海道の開拓に尽力してきた方々への敬意をこめて、改めて訪れてみたいと思います。 

 

ちなみに、お寿司はおいしくいただきましたよ! 

 

MNG Takahashi 

 

ページ上部へ戻る