温めましょう

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今年に入り札幌は記録的な大雪に見舞われました。 

10数年ぶりの積雪だとかで、兎に角凄いですね。 

道路の両サイドには高く積まれた雪山になっており、歩道も狭くて歩きにくいです。 

自宅や職場などの雪かきを、一日に何度も行ったという方もおられるでしょうか? 

 

雪かきは冬の運動不足解消にはなりますが、腕や腰を痛めたりもしますね。 

寒い屋外での作業ですから、体が冷え血流が悪くなりお腹に力が入るため、痔のある方は悪化させる要因にもなります。 

また体が冷えると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、便通異常にも繋がります。 

 

今季、札幌フィメールクリニックには、「雪かきをしたせいか、お尻が痛くて受診しました。」という方が多く見受けられます。 

お尻の痛みが強い時は、なるべく湯船に浸かって頂きたいのですが、お話を伺うとシャワーだけで済ませる方が多いですね。

湯船に入り体が温まることで、血流が良くなり痛みや腫れがひいて楽になります。 

 

患者様の中には、今年は原油価格が高騰しており、灯油代のことを考えると、お湯をはるのがもったいないという方もおられます。 

そのような時は、熱い濡れタオルをビニールに入れてお尻の下に敷いたり、足湯に浸かるだけでも体はポカポカ温まります。 

また温かい食事や体を温める食材を取り入れてみても良いでしょう。 

 

症状が強くお困りの方は肛門科へご相談くださいね。 

 

Mami 

 

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