いらぬ心配
皆さん、これまでに一度は、体の不調に気づき、何か病気ではなかろうかと、ネット検索をしたことがあると思います。
最初は軽い気持ちで調べていたつもりが、どんどん検索していくうちに重病の可能性があるかもと、不安に駆られた経験はありませんか?
例えば胸の不快感やおしりからの出血があり検索してみたら、「がん」などの症状に一致していた等、いらぬ心配が募り病気のことで頭がいっぱい。
という状況になってしまいませんでしたか?
このように、インターネットなどの情報に惑わされて、心が病んでしまうことを「サイバー心気症」と呼ぶようです。
実際に札幌フィメールクリニックにも、乳房やおしりの症状で自分は悪い病気ではないかと思い込み、悩んで受診される患者さんは少なくありません。
サイバー心気症とまではいかずとも、インターネットで調べすぎて情報を信じ込み、胸が張り裂けそうになって受診される方もおられます。
殆どの場合は、きちんと治療を行っていけば、心配のいらないケースが多いんですけどね。
病気の検索をして心を病むくらいなら、すぐに医療機関を受診される方が賢明です。
本当の病気であれば、早期治療を開始できます。
悪い病気でないとわかれば安心できます。
いらぬ心配は精神的にも身体的にも悪い影響を与え、自律神経の乱れにも繋がります。
病気の診断は自身ではなく、きちんと専門医に診断して頂きましょう。
Mami