やさしい気持ち
風のない晴れた日は、鳥のさえずりが心地よくとても清々しく気持ちの良い季節になりましたね。
春になると気持ちが軽やかになりますよね。
通勤の朝も、目に映る景色の変化を楽しみながら歩けます。
雪深かった冬は、歩道は高い雪の壁で遮られ歩く道も人ひとり通るのがやっとのけもの道。
そんな時、こちら側が通りきるのを向こう側で待って下さる・・そんなシーンがありませんでしたか?
待たせてしまって申し訳ないので、小走りで通り抜け互いに会釈したり、「ありがとうございます」の挨拶のやり取りがあったり。
走って早く抜けようとすると、向こう側で「走らないでゆっくりでいいのよ。」とおっしゃって下さる方も何人かいらっしゃって。
寒さで身体を縮こまらせ足元も悪く歩きにくい中、なんてことないこんなやり取りに気持ちがあったかくなる事がありました。
相手を待つ、挨拶を交わす、声をかける。
どれも思いやりから来る行為です。
全く知らない者同士でも、相手を思いやる気持ちから出来る行為で、互いに優しい気持ちになれる。
挨拶を交わしたり、声をかけあうことはコミュニケーションとしての基本です。
新入学、就職で新しい環境に身を置き、慣れない事や人間関係に気持ちも固くなりがちですが、互いに声を掛け合うことで気持ちよくやさしい気持ち、やさしい空気が生まれます。
それによって、人間関係も仕事もスムーズに進んだりします。
伝える、声に出す・・って、とても大事だなと、寒い冬に改めて学んだ心ホッコリな事のひとつでした。
クリニックに来られる患者様が、初めてで分からないこと、不安なことを気軽に聞けるような雰囲気作りをスタッフとしても心がけ、コミュニケーションを大切にしていきたいと思います。
Miya