子宮頸がんワクチン
厚生労働省は2022年4月より、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種の積極的勧奨を差し控えている状態を終了し、個別の勧奨する方針とし、小学6年~高校1年生の女子にヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンを受けましょうと広く呼びかけています。
ヒトパピローマウイルスは子宮頸がんの原因となるウイルスです。
子宮頸がんは子宮の入り口である子宮頸部に発生する癌で、原因のほとんどが性交渉によるヒトパピローマウイルス感染です。
ウイルスに感染しても、約90%は細胞に異常をきたすことはありませんが、ごく一部の人では癌になる前の段階(異形成)を経て、数年かけて子宮がんになることがあります。
ワクチンには、公費の助成が受けられるサーバリックス(2価ワクチン)、ガーダシル(4価ワクチン)と、現在のところ任意接種のみで全額自己負担のシルガード9(9価ワクチン)があり、いずれのワクチンも3回接種しなくてはなりません。
札幌フィメールクリニックでは、シルガード9(9価ワクチン)を採用しております。
全額自己負担での接種となりますが、9種類のハイリスク型癌関連のウイルスに対応したワクチンです。
当クリニックでは、1回につき26400円の料金で、3回接種すると計79200円となります。
お支払いにはクレジットカードも利用できます。
予防できるというのであれば、受ける価値は十分にあると思います。
ワクチン接種の対象となる方が、必要性を理解し安心して受けられるようにご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
Mami