ファシリティドッグ
何度かこちらのブログでもご紹介したことのある我が家の愛犬モコですが、今月10日がお誕生日で今年で9歳になります。
人間でいうと52歳くらい。
トイプードルは、関節が弱いので脱臼しやすかったり目や耳の病気になりやすかったりするのですが、おかげさまで我が家のモコは今まで病気知らず。
毎日快食快便の元気でやんちゃな男の子。
いや、もうオジサンだけど(笑)
そこにいるだけで家族の気持ちを優しくしてくれる、大切な存在です。
ところで、みなさんはファシリティドッグの存在をご存じでしょうか?
高度で専門的トレーニングを受け、アニマルコンパニオンとして病院などの施設に常駐して勤務するセラピードッグです。
高度な能力を持つので、治療計画への介入も許され小児がんや重い病気の子供達が治療を前向きに捉えられるよう寄り添ってくれるのです。
手術室入室の付き添いやお薬を飲めない子や食が進まない子の応援、子供が拒否しがちな処置の時の付き添いなど、恐怖心をやわらげたり勇気をくれたり、前向きに治療に向き合えるようにそばで見守り寄り添う医療チームの一員として昼夜働くのがファシリティドッグ。
現在日本では、静岡県立こども病院・神奈川県立こども医療センター・東京都立小児総合医療センター・国立成育医療研究センターの4施設で活動しているそうです。
犬は、見た目のかわいさで癒されるのもありますが、人間の感情を敏感に察知する能力も持っています。
愛犬モコは特に芸達者ではありませんが、家族が楽しい時、うれしい時は感情を共有するかのように飛び跳ねたり回ったり、悲しい時はずっとそばにいてくれたり、あまり効果はないのですが外で物音がすると、まるで不審者から守ってあげるよ!というかのように吠えてくれたり・・(吠えすぎて叱られたりもしてますが)。
家族の心にいつも寄り添ってくれる我が家専属のファシリティドッグです。
老犬といわれる年になってきたので、最近は日中も寝ている時間が多くなってきましたが、私の年齢と同じくらいなので、お互い労りあいながらこれからも仲良く楽しく、モコも家族も笑顔になるような時間を過ごしていきたいなぁ・・と思っています。
Miya