乳房と向き合う時間
以前ブレストアウェアネスについてブログでお話しました。
「自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、乳房を意識して生活する。」
いつもそこにあるのが当然で何か違和感を感じない限り、日常の生活でそれほど自分の乳房を意識することって正直そんなにないですよね。
意識的に心掛けなければ、見て触れて気持ちを向けることはしないでしょう。
ですが、是非これを習慣にして欲しいと切に思います。
私自身、なんとなく入浴の度に胸の両脇から下にかけて触れてチェックすることはありましたが、それでも乳がんのしこりに気付くことは出来ませんでした。
しこりはとても小さく乳輪のすぐ上の部位だったので、入浴時のチェックでも全くノーマークの部位でした。
乳がんが見つかった時は、まさに晴天の霹靂です。
自分の身体の一部として当たり前のものを失うことの喪失感は、とても大きいものです。
身体の変化に早く変化に気付くことで、治療の選択も広がります。
忙しくて・・・診断が怖くて・・と、状態が悪化してからクリニックを受診される方もいますが、もっと早く受診していればと思ってしまうことも多々あります。
自分の身体を大切に守れるのは、自分です。
乳がんに関する意識を高めることを目的に、有志の乳腺科医が集まった社団法人BC Tubeが監修して作ったリーフレット【自分の乳房と向き合う時間を作ってみませんか】を待合スペースに置きました。
ぜひお手に取ってご覧下さい。
乳がんは、自分で気付くことの出来る数少ないがんの一つです。
一方で、私のように検診を受けないと気付かない無症状の乳がんも沢山あります。
セルフチェックはいつでも、そして30代後半になったら積極的に乳がん検診を受けましょう。
札幌フィメールクリニックでは、毎日乳がん検診行っています。
まずは、ご予約を。
Miya