マンモグラフィは痛い?
先週、Wakanaさんが、マンモグラフィ検査のネガティブなイメージについてのブログをあげました。
実際に、「乳がん検診を受けたいのですが、マンモグラフィ検査は痛いですか?」とお電話の問い合わせを受けることがよくあります。
マンモグラフィ検査とは乳房専用のⅩ線検査で、乳房を圧迫し、乳腺を左右上下に広げ撮影することで、異常な腫瘤や早期乳がんを発見することができます。
しっかり圧迫することで、診断しやすくなります。
私もマンモグラフィ検査を受けたことがない時は、痛そう。。。というイメージがありました。
でも実際受けてみると、あれ?もう終わったの?というぐらい痛みはありませんでした。
痛みの感じ方には個人差はあると思いますが、生理前にホルモンの影響で胸が張ったような不快感がある方は、その時期を避けて、受けると痛みが軽くなることが多いです。
生理が始まって1週間過ぎたころが目安です。
もちろん、生理前や生理中でも乳がん検診を受けることができますし、いつ撮影しても痛みを全く訴えない方、その逆の方など様々です。
また、授乳中でもマンモグラフィ検査を受けることはできますが、せっかく検査をしたのに正常乳腺と病変の区別がつかないこともあり、精度はやや下がる事も事実です。
乳がん検診として受ける場合は、超音波検査を受けていただき、マンモグラフィ検査は授乳が終了してからでも良いでしょう。
授乳中の方が症状があって受診された場合は、授乳の頻度や乳房の状態により検査を行うかどうか判断しますので、ご相談ください。
乳がん検診は受ける時期を思案するよりも、定期的に必ず受ける事を心がけるようにしたいですね。
Megumi