乳房がかゆい時には

kusuri

札幌フィメールクリニックの乳腺外科外来には、乳房特に乳輪乳頭のかゆみを訴え、受診される方が多くいらっしゃいます。 

乳輪や乳頭にかゆみの症状が出た場合、部位がデリケートなところなので、受診をためらってしまう方も多いと思います。

皮膚科に行くか、乳腺外科に行くか、迷う方もいらっしゃいますよね。 

 

当クリニックでは、かゆみの症状で来院された患者さんに、

マンモグラフィを撮影後、診察、視触診、エコーと乳房の検査を受けていただいています。 

乳輪乳頭がただれるタイプの乳がんもあるため、それがないかを確認するためです。

20歳未満の患者さんは乳がんの可能性が低いためマンモグラフィ撮影はしません。

20代の患者さんで、特に他の症状がない場合、1方向だけ撮影しています。

30代以上の方は2方向撮影しています。 

 

検査で乳がんの所見を認めず、皮膚炎と診断された場合、軟膏が処方され経過観察となります。

場合によってはかゆみを止める飲み薬も処方されます。

 

この時期になると汗がたくさん出てくるので、炎症は悪化しやすくなります。

我慢できない症状が出てきたら、早めに受診をおすすめいたします。

かゆみの症状は、乳腺外科外来では珍しくありません。

問診の際に、こちらで症状をお伺いするので遠慮なく伝えていただけると、嬉しいです(*^_^*) 

 

Wakana 

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