お子さんの受診

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札幌フィメールクリニックには、お子さんの受診が頻繁にあります。

年齢は乳幼児から高校生までと幅広く、お母様に連れられて来院されます。 

肛門外科外来で度々感心するのは、4,5歳でも、便秘やおしりが痛いことをしっかりと自覚して、お母様とよくお話をされて来院されるお子さんがいることです。

私は基本的に症状のある患者さんご自身にお話をしますが、小さなお子さんでも、自分の症状について、自分の言葉で答えてくれます。 

一方で、緊張のあまりか、あるいはお母様のすすめでご自身は望んでいないのに受診されたのか、十分にお話してもらえないこともあります。

中高生に多い傾向があります。 

多感な年齢だと、保護者がいる前ではあまり話してくれないことが多いこともあり、私の外来では原則、中学生以上の方にはおひとりで診察室に入ってもらい、病状説明にお母様の同席を希望される場合は、診察や検査が終了してからお呼びして、一緒に説明を聞いてもらいます。 

保護者の方は、お子さんが重篤な病気だったらどうしようという不安もあるかと思いますが、そのような場合にお母様に説明をしないことはありません。

お子さんは学校などで社会生活を営んでいますので、ぜひ、お子さんの自立心にまかせて診察を受けてもらいたいと思っています。

医療機関を受診する前に、よくお話してもらうと良いと思います。 

 

Akiko 

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