早めに受診を
先日、友人たちとの会話のなかで乳腺の話になり、友人2人は「生理前になると胸が本当に痛くなる、走ると激痛がする。」と言っていました。
わたしは生理前胸が痛くなることがないので彼女たちの症状に驚き心配になってしまいましたが、友人は症状を放置せず乳腺科を受診し診察してもらっており、生理前特有の症状で何もなかったと言っていたので安心しました。
また、受診や検診することで安心できたと言っており、友人を通して改めてお医者さんに診てもらうことの大切さを実感させてもらいました。
「きっと大したことはないだろう。」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
わたしも数年前まではそうでした。ですが札幌フィメールクリニックで働き始めてからその考えは変わり、症状があるのに何年も放置してしまっていた方が、患者様の中にはたくさんいらっしゃることを知りました。
実際はなにも異常がなかった方もいらっしゃいますし、精密検査を受けていただくことになった方もいます。
先日、わたしの母が包丁で指を深く切ってしまい、大量出血していたのにも関わらず、家にあった絆創膏でしのごうとしていたため病院に行くことを強く勧めました。
翌日、病院を受診した母から「先生から、『昨日は夜間診療を行っていたから、すぐに来てくれたらよかったのに。これは放置しちゃいけないよ』と言われたよ。みなみに受診するよう言ってもらってよかった。ありがとうね。」と連絡をくれました。
母も安心できたと思いますし、わたしも安心することができたので、受診してくれてよかったなという気持ちになりました。
けがと病気は少し違うと思いますが、皆さんの周りにも心配してくれる方がいると思います。
病気はご自身だけでなく、ご家族にも大きな影響を与えてしまうものです。
周りの方のことも思いながら、病気の早期発見に努めるなど、ご自分を大切にしてくださいね。
札幌フィメールクリニックでは火曜日に夜間診療を行っています。
毎週満枠になりますが、キャンセルが出る場合もありますので、急な症状でお困りの方は一度、お電話にてお問合せいただければと思います。
Minami