乳房を圧迫する理由

マンモグラフィ撮影の際は、乳房を持ち上げて引っ張った状態から、圧迫板で圧迫しています。
まだ検査を受けたことない方は、なかなか想像できないかもしれませんが、立体的に膨らんでいる乳房をなるべく平たくのばして撮影します。
ある程度の力をかけて圧迫しますので、痛みを感じてしまう方もいらっしゃいますが、ほとんど痛みがないという方もいて、本当に人それぞれです。
そんな痛い思いをするなら検査を受けたくない、という方もいらっしゃると思いますが、マンモグラフィ撮影は、この圧迫がとても大事なことなのです。
乳房を圧迫するのには、理由があります。
乳腺組織は乳房内にかたまりとなって存在します。
乳腺内に病変があっても厚みがあると、正常乳腺と病変の区別がつきにくく、病変を見つけ出すことが難しくなります。
また、乳房を薄くすることで、撮影に必要な放射線量を減らすことができます。
放射線を使った検査ということで、その被ばくが心配な方もいらっしゃると思いますが、マンモグラフィ撮影時の放射線量は多くはありませんので、安心して検査を受けてください。
もちろん妊娠中の方には、マンモグラフィ撮影は行いません。
さらに乳房を圧迫し、固定することによってより良い画像を撮影することができます。
乳房は体表面のやわらかい臓器なので、身体の動きにともない、すぐに形がかわってしまいます。
撮影中に動いてしまうとブレた画像が出来上がります。
撮影時間は長くないので、その間だけ動かずにご協力いただけるよう声をかけています。
撮影の際、圧迫しながら痛みがあるか随時お伺いしています。
痛みがある場合も、頑張ってもらいたいとお声がけしますが、我慢できないような圧迫をすることはありません。
マンモグラフィ撮影は、患者様にたくさんの協力をしてもらうことで、検査がスムーズに進みます。
私たちは常に皆様が安心して検査を受けていただけるよう対応いたしますので、よろしくお願いします!
Wakana