尖圭コンジローマ

condy

尖圭コンジローマは性感染症の一つで、女性の場合は性器や肛門周囲、更にその内側にイボができます。 

原因はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルス感染です。

感染を起こした人全てに発症するわけではなく、また感染後暫くたってから症状が出現することもあります。

そのため、いつ感染したのかわからないこともあります。 

症状は皮膚イボと痒みです。

受診される多くの患者さんは、お尻の痒みやブツブツとしたできものに気づいて来られます。 

札幌フィメールクリニックは肛門外科ですので、性器の症状については婦人科受診を勧めていますが、肛門周囲と肛門内に病変ができた場合は、肛門外科での治療が必要です。 

皮膚イボは鶏のトサカの形状をしたものやカリフラワーのような形状のものなど、見た目に特徴があるので診断つきやすいです。 

治療法には、コンジローマの増殖を抑える外用薬がありますが、皮膚イボが密集して範囲が広い場合や肛門内にも出来ているなど、外用薬の効果が期待できない場合は外科的手術となります。

ただし切除しても、再発する場合があるため経過観察が必要です。 

ヒトパピローマウイルスは、100種類以上の型があります。

その一部に子宮頚がんの原因となる型があります。

現在子宮頸がんを予防とするワクチン(HPVワクチン)がありますが、このワクチンが同時に尖圭コンジローマも予防することができるのです。

HPVワクチンは、予防するHPV型の類を表す2価、4価、9価があります。 

札幌フィメールクリニックでは、子宮頸がんをより高く予防できる9価ワクチン(シルガード9)が接種できる施設です。 

お尻の痒みや皮膚イボの症状、これから子宮頸がんワクチンをお考えの方は、札幌フィメールクリニックへお気軽にご相談下さい。 

 

Mami 

アーカイブ

ページ上部へ戻る