胃薬の種類
常にストレス社会で暮らしている中、皆さんは胃の不調を感じた事はありませんか?
ストレスを発散しようと、暴飲暴食してしまうことも胃の不調のきっかけですが、原因の一つに自律神経の乱れがあります。
自律神経には緊張時に働く交感神経と、リラックス時に働く副交感神経があり、交感神経が優位の時には胃の働きが弱まります。
そんな胃の不調を感じたときに、取り敢えず市販の胃薬を飲んで様子みようとしたことはありませんか?
ドラッグストアに行くと、色々な製薬会社の胃薬があり、どれが自分の症状に合うのか迷ったこともあるのでは?
胃の不調と言っても、胃痛、むかつき、食欲の低下など症状は複数ありますが、どのような原因で起こっているかによって、選ぶ薬が少し変わってきます。
例えば、
①胃酸過多で胃痛や胃もたれ胸焼けなどの症状には、胃粘膜保護の作用を併せ持つ胃酸分泌抑制薬があります。
また空腹時の胃痛や吐気などに胃粘膜保護修復薬。
②食べ過ぎ、飲みすぎ、脂っこい物を食べた後の胃痛、胃もたれなどに効果的な消化剤や健胃剤。
③ストレスや緊張で胃が痛むときや、痙攣するような胃痛に鎮痛鎮痙剤。
どの薬を選んで良いのかわからない時は、複数の成分がバランスよく配合されている総合胃腸薬もよいでしょう。
ただし、なかなか改善しない症状に対して、自己判断で長く市販の薬で様子見ても良いことではありません。
みぞおちの痛みは、胃や十二指腸だけでなく、心臓などの病気の症状のことまりますので、数日間服用しても辛い症状が続く場合は、消化器内科へご相談ください。
Mami