受けて安心
やっとこの春から、コロナによる食事会や旅行、各イベント等いろいろな制限から解放され、元の生活に戻りつつあります。
コロナ禍を理由に様々なことを先延ばしにされていた方もおられるでしょう。
その中の一つに検診を後回しにされてはいませんでしたか?
コロナ禍で、がん検診の受診をためらい、病気の発見が遅れていたことが大きく問題となっていました。
もっと早くに検査を受けていたらと後悔しないためにも、積極的に検診を受けて頂きたいのです。
検診で病気が見つかる多くの場合は、自覚症状のない方ですので、早い段階で見つかる確率が高く、早期のがんであれば、治癒も期待できると言えます。
治療がシンプルであれば、身体的経済的負担が少なくて済むことも多くなります。
国立がん研究センターは最新のがん生存率をまとめ、がんと診断された患者さんの5年生存率が66.2%、10年生存率が53.3%だったと、3/16付けで発表しました。
なかでも特に高い生存率が示されたのは、5年生存率で男性の前立腺がんが95.1%、女性の乳がんが91.6%です。
過去と比較すると生存率は上昇しています。これには医療の進歩があげられます。
しかし日本人はがん検診を受ける割合が、まだまだ低いのです。
定期的にがん検診を受ける事で、自身の命を救うことができるのです。
コロナ禍でこの約3年間沢山我慢してきた分、これからいろいろな予定を立てている方もおられるでしょう。
その予定の中にがん検診も入れてみてはいかがでしょうか?
Mami